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2014年03月14日

トラベルポート、ライアンエアーとの画期的なグローバル契約を締結

2014年3月11日、アイルランド・ダブリン、ラングレー・英国、

世界中の旅行産業に先進の流通、Eコマースのサービスを提供するトラベルポートは、欧州有数のLCC航空会社であるライアンエアーとの画期的なグローバル契約の締結を発表いたしました。ライアンエアーとGDSとの契約はこの10年以上では初となる契約で、トラベルポートGDSのユーザーは他のGDSに先駆けてライアンエアーのコンテンツにアクセスできるようになります。

 

ライアンエアーは300機のボーイング社製機材(加えて175機を発注済)を有し、2014年は8,150万人の旅客数を予定している世界最大級の航空会社で、そのネットワークは30カ国、186の空港に及びます。

 

契約により、3月19日以降から順次、トラベルポートGDSユーザーにおけるライアンエアーの低運賃とその広範な付帯サービスについての手配が可能になります。 昨年リリースされたトラベルポート・マーチャンダイジング・プラットフォームと、LCC航空会社にとって低運賃の提供が可能となるアグリゲーテッド・ショッピング機能がライアンエアーとの協業のきっかけでした。トラベルポート独自のこれらの機能により、従来多くの航空会社によって行われてきた運賃ファイリングの方式ではなく、LCC航空会社とのAPI接続を行い、運賃や付帯サービスの表示、比較、手配を従来と全く同じように行えるようになります。

 

またアグリゲーテッド・ショッピング機能の採用に加えて、トラベルポートのリッチコンテンツ/ブランディング機能の展開も予定されています。この機能により、ライアンエアーのフライトやその付帯サービスが自社のウエブサイトからと同じように、視覚的にわかりやすい形で旅行会社に提供されることになります。

 

ライアンエアーのチーフ・マーケティングオフィサー、Kenny Jacobs氏はこう述べています。 「トラベルポートへの参加は、ヨーロッパ最大の航空会社として、30カ国、186の空港を結び、今年8,150万人の旅客を想定しているライアンエアーの、欧州全体そしてその先におけるビジネスにとって大きな発展をもたらしてくれることでしょう。すでに22%以上の旅客が、ライアンエアーを業務渡航にご利用いただいておりますが、その割合はより大きくなるでしょう。今回の契約によりTMC(Travel Management Companies)などの業務渡航を扱う顧客がライアンエアーのネットワーク、その低運賃をご利用いただけるようになり、結果、渡航費用の大きな削減を図っていただけるようになるのですから。」

 

トラベルポート、エグゼクティブ・バイスプレジデントおよびCOOのカート・エカートは 「ライアンエアーが、弊社の先進的なマーチャンダイジングプラットフォームの価値を認めてくださり、GDSパートナーとして弊社を選んでくださったことに大変喜んでおります。今後、彼らの広範囲に及ぶフライトと付帯サービスの数々を世界中のトラベルポートGDSユーザーに提供し、共に新たなビジネス機会を求めていけることが楽しみでなりません。」と語っています。

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ライアンエアーについて(www.Ryanair.com): 欧州を代表するLCC航空会社であるライアンエアーは、65箇所のオペレーティングベースにて、1日1,600便(年間500,000便)のフライトを運航、1,600の運賃ルートを提供し、30カ国、186の空港を300機のボーイング737-800で結んでいます。さらに175機のボーイング機を発注ずみで、2014年から2018年の間に納機される予定です。 ライアンエアーには9,000人以上のプロフェッショナルが働いており、29年間に渡っての無事故記録を誇っています。2014年は8,150万人の旅客取り扱いを予定しています。

 

トラベルポートについて (www.travelport.com): トラベルポートは世界中の旅行産業に、先進の流通、Eコマースのサービスを提供しています。 2013年の売上金額は20.8億ドル、170カ国で約3,500人の従業員が働いています。 本社は米ジョージア州アトランタ、その傘下にはGDSビジネスのアポロ、ガリレオ、ワールドスパン、大手航空会社に対してITソリューションを提供しているエアラインITソリューションを有し、またジョイントベンチャー、eNettのオーナーでもあります。