トラベルポートジャパン株式会社

新たなコード「X」は2019年6月1日から利用可能に

 

2019年5月30日、英国・ラングレー、

先進のトラベルコマースプラットフォームを提供するトラベルポートは、来る6月1日より、ノンバイナリージェンダーの航空旅客のために、新たなジェンダーコードを展開する準備が整ったことを発表いたしました。

 

これまで利用していた「M」や「F」に加えて、新たなコードは「X」となり、予約記録上、旅客がその情報を提供すべきフィールドにて利用されます。この情報提供が求められるのは、下記の国々が渡航先あるいは乗り継ぎ国の場合です：

アルジェリア、カナダ、中国（香港を除く）、イラン、ジャマイカ、日本、ケニア、メキシコ、モロッコ、パキスタン、南アフリカ、スペイン、シリア、タイ、アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦

 

トラベルポートでは、そのプラットフォームを通じて予約できる480の航空会社全てに対して、このコード利用が可能になることをお約束しておりました。すでにこれらの航空会社のうち、ユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空などはこの新たなコードに対応することを発表しています。　対応航空会社は今後増えていくと思われます。

 

「X」のコードを選択する場合、旅客のパスポートあるいはID書類の情報と一致している必要があります。アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、デンマーク、ドイツ、インド、アイルランド、マルタ、ニュージーランド、ネパール、オランダ、パキスタンでは、すでにパスポート上に「M」あるいは「F」以外の選択肢、- その多くは「X」、を設けています。「X」コードを持つパスポートは、ICAO（国際民間航空機関）と国際航空旅行を統制する国連機関の承認を得ています。

 

トラベルポート、社長兼CEOのゴードン・ウィルソンは本件について以下のように述べています。

「多様性（ダイバーシティ）を重視し、全ての人々に旅行をプロモートするトラベルポートとして、今回の新たなコードをご案内できることは大変喜ばしいことです。今後より多くの航空会社が、このオプションを望むお客様のためにご利用を開始することを望んでおります。私達にとって「X」は、ダイバーシティと人々への敬意の表れであり、その尊厳を尊重する証です。」

 

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トラベルポートについて　(www.travelport.com)

トラベルポートは、旅行の販売、購入、旅行体験の向上を常に追求するテクノロジー企業です。世界の旅行・観光業界に向けて流通、技術、決済などのソリューションを提供するトラベルコマースプラットフォームを有しています。B2B（企業間取引）旅行市場において、世界の主要な旅行プロバイダーとオンラインおよびオフラインの旅行業者を結びつけ、旅行業取引を促進します。

 

トラベルポートは航空会社マーチャンダイジング、ホテルのコンテンツとレートディストリビューション、レンタカー事業、モバイルコマース、B2B決済ソリューションのリーダー的地位を確立しています。また、ショッピング、発券、運航管理その他のソリューションを含む重要なITサービスを航空会社に提供しています。2018年の純収入が25億ドルを超えるトラベルポートは、英国ラングレーに本社を置き、約3,700名の従業員を擁し、世界180ヵ所の国と地域で活動をしています。

 

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